未来サポ-トのご案内

未来サポートは、学校教育の中で掲げている「いのち」「みらい」「なかま」という考え方を尊重したサービスを行っています。

”私たちが地域の仲間として支援していきたいこと”

●「地域で生きる」という意識を育む支援

●「将来、自立して暮らすこと」を身につける支援

●「ご家庭の負担を和らげ、明るい家庭作り」を支援

”私たちの仕事はお子様の支援だけではありません。支援を通して地域のあり方や問題について考え行動していくことによって、お子様が少しでも住みやすい地域になると願い頑張っています。”

未来サポートの
お子様への取り組み

私たちの施設は、埼玉県、市町村、学校が考える教育方針に沿った考え方を尊重したサービス提供を目指し頑張っています。そして、以下に紹介する「社会に求められるもの」に対してそれぞれ個性の違うお子様をどのように支援していけば良いのかをスタッフ全員で考え、支援計画を立てて取り組んでおります。

そのような中で、先ずは全力で頑張っているお子様が学校で疲れているようであれば元気になるような癒やしのサービスを行い、宿題がたくさん出されるようであれば一緒に取り組み、先生やご家族様とお子様が良い関係で学校や家庭生活を過ごせるような「安心できる場所でほめられて過ごす(育む)」支援を第一歩として取り組んでいます。お子様には大きな目標として、成長期の大切な時間を成功体験を繰り返すことで将来の自立につなげて欲しいと心から願い日々支援を行っています。

埼玉県教育局県立学校部特別支援教育課 神田先生は「これからの社会に求められるもの」として以下のことが重要であると紹介しています。

差別のない社会(違いを認めながら生きる)・共生社会・障害のある方の一層の社会参加・相互に人格と個性を尊重し支えあい、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会・加速する少子高齢化と人口減少・地域で生きる

未来サポートが
重要視している支援

1.未来サポートのスタッフとの外出活動やボランティアさんとの積極的な交流を通して、

ご家族様・先生以外の人ともコミュニケーションを取れるように支援を行っています。

将来、社会の中で生活していくためにはコミュニケーションを取れることがとても重要です。
現在、未来サポートを利用しているお子様はスタッフとほぼ心が通じ合える関係になっております。
この信頼関係によって地域交流や工場見学などへの参加も心配や悩み事も少なく参加できるようになっています。全員のお子様が多くの体験をすることによって支援を受ける前と比べてコミュニケーションを取れるようになってきています。


2.お子様には年齢に応じた発達時期があるので、その時期に合った支援を行っています。

スキャモンの発達・発育曲線

発育発達において神経系統は5歳頃までに 80%の成長を遂げ、12歳でほぼ 100%になるとされ、この時期はさまざまな神経回路が形成されていく大切な過程と言われています。神経系は、一度その経路が出来上がるとなかなか消えません。一例として、いったん自転車に乗れるようになると何年間も乗らなくても、いつでもスムーズに乗れることなどがあげられています。よって、小学生のお子様にはSSTトレーニングをはじめとする遊びや創作訓練などを通して神経回路へ刺激を与えることは、放課後の時間を有効活用するとても大切なことと考られます。未来をみつめ、成長を期待するためにも、最も習得の可能性がある時期に支援を受けることは、とても大事なことであると考えられます。


3.自宅、学校に続く、第3の生活の場所として安心して過ごせる支援を行っています。


学校と家庭だけではなく、第3の生活の場として未来サポートは支援を行っていきます。
スタッフや新しいお友達の出会いを通してお子様に新しい可能性が拡がります。

① いじめなどのストレスがない安心できる環境であることを感じてもらいます。

② 休まずに来所すると、指導員や仲間と楽しく過ごせることを感じてもらいます。

③ 宿題のお手伝いなど支援を通して少しずつ出来ることを増やしていき、お子様の意欲を高めます。

④ スタッフだけではなく、他の大人(ボランティア)の方ともコミュニケーションがとれるように支援を行っていきます